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和歌山県世界遺産センター主催 平成25年度 第3回 世界遺産セミナー 「高野参詣の作法と利益」
講師:高野山大学名誉教授 山陰 加春夫(やまかげ かずお)氏

開催日時 平成25年9月22日(日) 13:00~15:00
会場 高野町中央公民館 2階 第1・2会議室(伊都郡高野町高野山486番地)
参加費 無料(定員:約40名)

講演要旨

10世紀に一旦、衰微した高野山は、11~12世紀に至るや、摂関家・王家の登山が相次ぎ、その支援によって、ようやく中世寺院として再出発することができた。これらの高野参詣は入定信仰と高野山信仰に基づくものであった。
本講演では、(1)摂関・院政期の高野参詣のありさま、(2)参詣が度重なるにつれて定まってきた高野参詣の作法(お詣りの仕方)の要点、そして(3)参詣によってもたらされる利益の内容をわかりやすく解説します。あわせて(4)『平家物語』の説く高野参詣の功徳にも触れます。

講師プロフィール

〔略歴〕
1951年 和歌山県に生まれる
1973年 大阪市立大学文学部史学地理学科卒業 
大阪市立大学大学院、高野山大学大学院、
高野山大学文学部講師、助教授、教授を経て
現在  高野山大学名誉教授、博士(文学)(大阪市立大学)
〔主要著書〕
『きのくに荘園の世界』上・下(共著・清文堂出版、2000年・2002年)
『高野への道』(共著・高野山出版社、2001年)
『中世寺院と「悪党」』(清文堂出版、2006年)
『巡礼高野山』(共著・新潮社、2008年)
『新編中世高野山史の研究』(清文堂出版、2011年)


  • 記載内容は都合により、変更する場合もあります。予めご了承下さい。
  • 事前申込みは不要です。
  • 悪天候により暴風警報・大雨警報が発令された場合は中止致します。
  • その他、詳細は下記「和歌山県世界遺産センター」までお問い合せ下さい。
    和歌山県世界遺産センター
    TEL 0735-42-1044 FAX 0735-42-1560

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