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奥院地区(おくのいんちく)

空海が生前に自ら入定の場所と定めた地で、転軸・摩尼・楊柳の三山に囲まれた広大な集合墓地が営まれている地区であり、空海が今も生きていると信じられている聖地である。
15世紀以降全国各地から各階層の人々が継続的に建立した大小の石造五輪塔は30万基ともいわれ、現在も墓碑の建立が続いている。これら墓碑群と禁伐のスギ林が、霊地としての文化的景観を形成している。
佐竹義重霊屋
松平秀康及び同母霊屋文化財指定:〔史跡〕、経蔵・上杉謙信霊屋・佐竹義重霊屋(附:宝篋印塔5基)・松平秀康及び同母霊屋(附:秀康霊屋‐宝篋印塔5基、秀康母‐宝篋印塔2基)
〔重要文化財〕、豊臣家墓所・禅尼上智碑・崇源夫人五輪石塔・高麗陣敵味方供養碑、奥の院の大杉林〔県指定文化財〕