世界遺産を学ぶLearn the World Heritage
和歌山県世界遺産センター主催 平成26年度 第3回 世界遺産セミナー
「世界遺産と高野参詣道 -高野七口の再生と課題-」
講師:入谷 和也(いりたに かずや)氏(前和歌山県世界遺産センター調査員)
開催日時 | 平成26年12月14日(日) 13:00~15:00 |
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会場 | 橋本市教育文化会館 3階 第1研修室 (橋本市東家1丁目6番27号) |
参加費 | 無料(定員:約40名) |
現在、世界遺産の保全に関して、様々な問題点が指摘されています。県世界遺産センターとしても、登録資産の「良好な保存」および「適切な活用」が円滑に進むよう、平成19年度より、「世界遺産セミナー」を開催してきました。
今回は、「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録10周年を迎えるにあたり、和歌山県世界遺産センターで平成21年度から3年間、高野地域を担当した入谷 和也氏が、世界遺産関連文化財としての観点から高野七口について講話をいたします。
講演要旨
1200年の歴史を刻む高野山は、高野七口から放射状に伸びる参詣道を利用して多くの参詣者が全国から訪れた。その代表的な参詣道である高野山町石道と小辺路の二路については平成16年7月に世界遺産登録(文化遺産)されて今年で10周年になる。
世界遺産に登録されていない高野参詣道についても、高野山結界道、京大坂道、黒河道など、その大部分若しくは部分的に改変から逃れて後世に良好な形で遺していくべきものがある。
世界遺産登録されている二路以外は、一部を除いて未整備であったり、荒廃して忘れ去られるなどの問題があり、高野七口を地域の財産として保存・活用していくため、その再生について考える。
講師プロフィール
〔略歴〕
和歌山大学経済学部卒業後、和歌山県及び和歌山県教育庁に勤務。
平成21年度から平成23年度に県世界遺産センター調査員(県教育庁教育企画員)として高野地域を担当する。
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