世界遺産を学ぶLearn the World Heritage
和歌山県世界遺産センター主催 令和元年度 第3回 世界遺産セミナー 「熊野の無社殿神社と自然信仰」
講師:桐村 英一郎(きりむら えいいちろう)氏 (三重県立熊野古道センター理事、朝日新聞社社友)
開催日時 | 令和元年9月1日(日) 13:00~15:00 |
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会場 | 新宮市福祉センター 集会室(新宮市野田1番1号) |
参加費 | 無料(定員:約40名) |
世界遺産全般及び「紀伊山地の霊場と参詣道」の理解を深めるとともに、世界遺産の保全と活用について県民の皆さんと一緒に考える場として、令和元年度第4回世界遺産セミナーを開催します。
講演要旨
熊野の魅力のひとつは、大樹や巨石を崇めた祈りの場がそこここにあることです。太古の火山活動や深い森が、それらをもたらしました。その多くは社殿を持たない神社で、仏教伝来以前のアニミズムの香りも漂わせています。
桐村氏は『矢倉神社』『高倉神社』などと名付けられた無社殿神社を数年がかりで回り、記録にとどめてきました。
印象的な『祈りの原風景』と無社殿神社で行われる祭りのいくつかを、写真をまじえて紹介します。
講師プロフィール
1944年生。慶応義塾大学経済学部卒業、朝日新聞社入社後、ロンドン駐在、大阪本社、東京本社経済部長、論説副主幹などを務めた。2004年11月末の定年後、奈良県明日香村に移り住み、神戸大学客員教授として国際情勢、時事英語などを教える傍ら古代史を探究。2010年10月から三重県熊野市波田須町に住んでいる。
現在、三重県立熊野古道センター理事。熊野関係の著書として、『熊野鬼伝説-坂上田村麻呂 英雄譚の誕生』『イザナミの王国 熊野ー有馬から熊野三山へ』『祈りの原風景ー熊野の無社殿神社と自然信仰』『熊野から海神の宮へー神々はなぜ移動するのかー』等。
会場(新宮市福祉センター)の位置
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和歌山県世界遺産センター
TEL 0735-42-1044 FAX 0735-42-1560