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熊野那智大社くまのなちたいしゃ

熊野那智大社

那智山の中腹に鎮座し、那智大滝に対する原始の自然崇拝を祭祀の起源とする神社で、夫須美神(伊弉冉尊)を主祭神とする。熊野三山の一つとして熊野十二所権現を祀るが、当社では那智大滝を神格化した「飛瀧権現」を加え十三所権現とも呼ぶ。

熊野那智大社 本殿

熊野那智大社社殿

社殿は熊野本宮大社や熊野速玉大社のように横一列に並ばず、三所権現をはじめとする主要五社殿と八社殿及び御県彦社が矩折して配置されている。

文化財指定 〔史跡〕熊野三山(熊野那智大社境内)
〔重要文化財〕熊野那智大社 本殿6棟・御県彦社1棟・鈴門及び瑞垣1棟
〔重要無形民俗文化財〕那智の田楽
所在地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 [地図 2-C]

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