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青岸渡寺せいがんとじ

青岸渡寺

明治初年の神仏分離以前は「那智の如意輪堂」と呼ばれ、熊野那智大社社殿と並び建つ。もとは那智権現の供僧寺で、熊野那智大社と一体の寺院として発展した。

熊野那智大社と併せ、熊野三山の中で神仏習合時代の姿を今に伝える唯一の事例である。

12世紀後半頃から始まる「西国三十三所観音霊場巡礼」の第一番札所であり、今も観音信仰の中心的霊場として多くの巡礼者が参詣する。

青岸渡寺
文化財指定 〔史跡〕熊野三山(青岸渡寺境内)
〔重要文化財〕那智山青岸渡寺本堂(附:厨子1基)、那智山青岸渡寺宝篋印塔
所在地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山 [地図 2-D]

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